レビュー小説
2007-02-01 17:38 | カテゴリ:ハヤカワ文庫
ジャンル:本・雑誌 テーマ:オススメの本の紹介
 とうとう今回で終わってしまったガラスの靴
 1,2で謎のままだったある秘密が解き明かされたはいいが、
  (それを待ってたんだから...)
 またしても二転、三転、、どんでん返しが辛過ぎ、
 中盤以降はもう〜涙でぐっしょぐしょ、、胃が痛くなるほど 
 台湾ノベラ、、はつらすぎます。
ガラスの靴 3 (3) (ハヤカワ文庫 NV ヤ 2-3)
早川書房
和泉 裕子(翻訳)
発売日:2007-01
おすすめ度:4.0

ヤオナンが出会った最愛のシントンに瓜二つのジュージェン。
  だが、彼女にもまた自分同様、婚約者がいた。。
  しかし、
  彼女に最愛の人の面影を重ねるヤオナンは ある”賭け”に出る。
  
  ついに ヤオナンは完全に理性を失ってしまったのか?
  今、ここで全ての謎が解き明かされる....  
  
  
 
   おすすめ度 ★★★★  HOT度 --

   +++++++++ここから ネタバレあり+++++++++++   

 前作で まさかのヒロインの死というありえない展開に期待を裏切られて〜数ヶ月。。
 悶々としていたのは私だけじゃないはず。
 ...まさかの事実でやっと決着がつき、モヤっとボールも消えるかと思いきや!

 ***↓ 真相はこうだった ↓↓*** 
 (亡くなったはずのシントンは実は生きていて、
  もう一人の双子の姉/ジュージェン(←亡くなったのはこちら)の身替りとなっていた)
  なので
  -シントン=ジュージェンと見抜いたヤオナンは正しかったのだ-  

  ...という、逆・どんでん返し!!

  シントンの耳たぶの赤い小さなホクロに、フェチなヤオナンは早くも気がついていたんですね。。 (もう引き返せない2人の当初の蜜月。余計せつないね。)
  
  が、この後トリプル・ショックが襲いかかります
  一旦、ここで安心させといてさらなる悲劇(怒ツボ)へまっさかさま〜という運びに。
  (冷蔵庫開けたらMYおたのしみ・スウィーツが消えていた!!みたいな...)

  中盤まではシントン判明するまでのやり取りが続きややかったるい展開でじれったいのに
 中盤以降〜は辛すぎて読むに耐え難い内容へと様変わり....
  最後は、、、
  最後は、、、

  ガガガ━Σ(ll゚ω゚(ll゚д゚ll)゚∀゚ll)━ン!!!

  ヤオナンの死。

  愛を証明するため、ホンシュー銀行会長の座を捨て、自らの病を隠しシントンに自分を諦めさせようとあえて辛くあたる、、
  全てシントンの為。
  株式、マネーゲーム、企業買収の鬼がついに愛を知ることに。。
  (普通ならここでHQはめでたし、、となるところを悲劇で終わっているから無性に悲しく腹が立つのです)
  
  空港でのガラス越しの 別れのシーン
  ま・っ・て・る

 
  ..はまるで映画のワンシーンのようで感動もんです。(ぜひティッシュ傍らに!)
  これほど深く一人の女性を愛しているのに運命って残酷ですね...
 ショック過ぎてしばらく再読は無理そうですが、、
  練りに練ったヤン・ユアン作とまたどこかで出会いたいものです。

  あとがきによると
  ”さらっと流されてしまう作品にしたくない”
  という作者の意志であえてハッピー・エンドにしなかったみたいですが、やはりシントンとヤオナンは最後まで添い遂げて欲しかったというのが正直なところ。
  「来世でぜひ!」
  
  どれも胸に染み入るセリフばかりですが、、
  今回は あえてこれを。


  +..。゚+..。リー・ヤオナン  ツボ☆名台詞 .。゚+..。

 
  ただ、これだけは約束してもらいたいんだ。
 ぼくと離れた後、きっと楽しく人生を送るって。
  
  きみが幸せになるなら、たとえ一緒にいられなくても ぼくに心残りはない。 



   
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